霊媒師はボロ雑巾?

霊媒師は予言者や狩人に比べ、どうしても命を軽く見られがちな役職です。

 

能動的に情報を手に入れ村に伝えられる予言者と、能動的に守り先を決められる狩人と違い、受動的なことが原因のひとつ。

 

霊媒師と名乗る人が2人以上になった場合、霊媒ローラー(通称霊ロラ)といって偽物も本物もまとめて、数日かけて処刑してしまおうという、人狼ゲームにおいて一般的なセオリーがあります。

 

このセオリーから「霊媒師はボロ雑巾だ」と揶揄されることもあります。

 

でも本当にボロ雑巾なのでしょうか。

 

今回は霊ロラのメリットとデメリットを解説しつつ、霊媒師の不憫な扱いが本当に正しいのかをみていきましょう。

霊媒ローラーのメリット

霊ロラがセオリーと言われるほど浸透しているからには、それなりのメリットがあるのです。

霊ロラが有効な理由は、主に以下の点が考えられます。

 

  1. 50%以上の確率で確実に人外を処刑することが出来る。
  2. 誤って予言の本物を処刑してしまうことに比べ、村人への情報が少なくなるリスクを回避出来る。
  3. 初日から霊ロラを開始すれば、初日に狩人が処刑されることはない。(狩人保護)

このような利点が考えられることから霊ロラがセオリーと言われています。

この3点は霊ロラを推す理由として、議論中や投票中に述べられることが多いです。

霊媒ローラーのデメリット

では霊ロラにデメリットはないのでしょうか。

 

結論、そんなことはありません。

本物の霊媒師もろとも処刑してしまう作戦なので、霊媒師の情報はなくなってしまいます。

具体的なデメリットとしては

  1. 初日から霊ロラを開始した場合、残った霊媒師の情報は信じにくいため、例え本物であっても有無を言わさず処刑することがある。(霊ロラ完遂)
  2. 一般的に霊ロラの概念があるため、人外陣営のうち狂人が霊媒師を騙ることが多く、初日から霊ロラをはじめた場合、人狼を処刑し始めるのは3日目以降となる。つまり通常の13人村なら9人中3人が票を合わせられる状況となり、やや村陣営が不利とも言える。
  3. 初日に情報がないまま、霊媒師のカードを引いたというだけで本物を処刑することもあり、霊媒師自身が面白くない
  4. 初日に霊ロラをスタートし、その夜予言者に噛みが入った場合、2日目には重要な村の真役職2人が居ない状況になることがある。

はい、このようにデメリットも沢山あります。

 

霊媒師も重要!

セオリーとして霊ロラがある以上、村にとって強い作戦であることは間違いありません。

オンラインで行う人狼ゲームでは、本物と偽物を見分ける要素が取りにくいため、霊媒師はローラーに巻き込まれるボロ雑巾となりやすいです。

 

しかし対面で行う場合は、表情や挙動など見分ける要素が沢山ありますので、有無を言わさずローラーしてしまわなくてもよいかもしれません。

何より、デメリットの3番で挙げたように、霊媒師自身が面白くないと思われます。

 

霊媒師が落とす情報も、村陣営にとっては重要な推理の材料です。

対面では特にセオリーに捕らわれ過ぎないよう、人狼ゲームに参加する人全員が、ゲームを楽しめる村を心がけましょう。